冬の北海道とSL

若い頃北海道で鉄筋工のアルバイトをしていました、冬になると仕事が無くなるので失業保険で暮らしていた頃、勤めていた鉄筋工事会社の御曹司の口利きで旭川の操車場に入れて貰い、消えつつあったSLを撮った写真です。

古いネガをスキャン作業していく中で見つけた想い出の写真です。

 

 

 

 

 

 

勿論その頃は既にカラー写真の時代でしたが、現像や焼き付けが自宅で出来るのはモノクロ写真だったのでもっぱらモノクロ写真ばかり使っていました。でもやっぱり一番の理由はフィルム代が安かったからですけど(笑)

SLファンでは無かったので蒸気機関車のディテールには拘らす、冬の北海道の厳しさの中の現役SLの頼もしさに感動してシャッターを切っていた気がします。

 

 

 

真っ白な雪の中の黒い蒸気機関車なので露光が難しく、引いた写真のSLのディテールの潰れはご勘弁下さい。

撮影に夢中だったのか寒さの記憶はあまり残っていません。SLファンの方だったら一日中でも飽きないでしょうね、それほど絵になる場面が満載でした。

(無断転載はご遠慮下さい。)

 

ミラーレス一眼

写真は友人のミラーレス一眼「ニコン1 V1」で、SIGMAの30ミリレンズを装着した姿です。コンパクト一眼のコンセプトに反し結構な重量です(笑)。

ボディの「1」のロゴが入っている場所にグリップ用の突起を付け、ホットシューカバーは落とさないように黒いテープで固定してあり、なかなかワイルドな外見です。

 

友人曰く「ミラーレスは一眼レフと比べシャッターのタイムラグが大きくて使い物にならなかったが、このニコン1は何とか許せる範囲まで性能が上がってきた」との事。素人の私が普通に考えるとミラーレスの方がタイムラグが小さくなる気がするのですが…。

性能が上がったと言っても一眼レフには及ばないそうだ。その差0.04秒(レリーズタイムラグ)。普通に撮影している限り問題なさそうだが、動きの速い鳥とかの撮影時にはストレスになるとの事。

確かに動いている電車を撮影した時のコンパクトデジカメのシャッターラグの大きさに驚かされた事はあるが、ピントもカメラが自動で合わせてくれるのだから仕方ないとコンパクトに関しては諦めて、私がカメラに合わせようと努力しています。

しかしシャッターラグを減らすって結構コストが掛かるようなので、カメラメーカーもそのスペックをあまり公表していませんが、カシオのデジカメはシャッターラグ(ピントを合わせて露光までの時間)やレリーズタイムラグ(ピントは合わせた状態で露光までの時間)の早さを売りにしている珍しい商品ですよね。

ちなみに友人が調べた所によると、Nikon V1のレリーズタイムラグは0.080秒との事です。参考にD40も0.080秒 D7000は0.052秒 D300は0.045秒 D3は0.037秒だそうです。

でもデジカメは一年に何度もモデルチェンジする機種もあり、技術の進歩の早さには驚く事ばかりで、性能はもとより便利機能がどんどん開発されますが、顔認識機能なんて必要なのですかね?

そうは言っても、便利機能がどんどん追加されて行く事は間違いないでしょう。その内、声で機能変更するデジカメも出てきそうだな〜。

「もう一絞りアンダーで」と声に出すとカメラが反応するとか…それ便利かも。