モノクロフィルムのデジタル化

正に押し入れの奥から昔の古いネガが出てきました。

無くしたと思っていた写真学校時代のネガです。

当時は大量に撮影するので、学生は皆モノクロフィルムを使用していました。

そのネガが出てきたのです。古い物の整理ってやってみるものですね。

その中の一本を状態確認のためデジタル化してみました。

近くの公園で遊んでいた子供達に「撮影させて」と断って撮影させてもらった写真です。カワイイですね。

無邪気な表情に癒されます。

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今なら怪しまれて防犯ブザーを押されてしまいますが、35〜37年前はまだ、個人情報保護法案というザル法がなかった頃で気軽に撮らせてもらった記憶があります。

今は、個人情報、個人情報とうるさく言う割にはLINEをやっていたり、SNSに近況や写真を喜んでUPしているのですよ、ちょっとおかしくないですかね?

ここに写っている子供達の今は同じぐらいの子供が居るママさんになっている事でしょう。

もしかしたらまだ近くに住んで居られるかもしれません。

ア!女性だらお嫁に行っちゃうか~。

流石に古いモノクロフィルムです。ここに掲示した写真はピンホール(ゴミ取りの事)しましたが、全てのコマは細かいゴミがびっしりです。

前回記事「ネガフィルムのゴミ」で理由を書きましたが、100本近くあるネガのデジタル化は至難です。

現在友人から古いネガを預かってデジタル化したデータがあります。

面白い画像があったらこのブログで紹介させてもらう事を条件に無料でデジタル化した画像です。

これが現在ピンホール作業中で、プリント写真、ネガフィルム合計で400点近く有りますが、現在180点程ピンホールが終わった状態で、まだ半分以上残っています。

どうしてもお金を頂くお客様の作業が優先なのでなかなか進みません。

自分のネガのデータ化はその後です。

見るからに面白そうな写真が沢山あるので、デジタル化のみ進めていこうと思います。

まだ全部見ていませんが、無くしたと思った昔の彼女を写した写真が出てくるかも…。

写真はタイムマシーンですね。

気に入った写真が増えてきたら、ハイビジョンスライドショーかまたフォトブックにしてみましょうかね?

スライドショーの画質

ハイビジョンスライドショーサービスを始めてからよく質問されるのが、携帯で撮った画像もフルハイビジョンスライドショーに使えますか?と言う事です。

最近の携帯も画素数が上がってきてフルハイビジョンにも耐えられるサイズになってきています。

それでも画素数の少ないものは画像ソフトで解像度を上げて対処しております。

しかし画素数を上げたからと言って画像そのものがシャープになる訳ではありませんが…。

例を挙げてみましょう。

 

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(1)

(1)の画像はネットから拾ってきたブルーレイのロゴ画像です。

ネット用なので解像度72Pixel/inch 200×118pixelの画像です。

これをPhotoshopという画像処理専用ソフトで

解像度 350Pixel/inch  1167×690pixelに解像度アップしたものが(2)です。

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(2)

 

(3)はフリーの画像拡大ソフトを使用しました。解像度 72Pixel/inch  2006×1186pixelです。

エッジが一番綺麗ですね。

 

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(3)

この3点をフルハイビジョンスライドショーで使用したら見え方はどう変わるのか?

こちらで視聴して下さい。

 

フルハイビジョンで見られた方、違いが分かりました?

フリーの拡大ソフトがなかなかいいですね。

しかし10色で出来た画像を10個の点で表していたものを操作して、10色を100個の点で表しているだけなのでトーンが豊かになる訳ではない事をご理解頂ければと思います。

今回は画像のエッジ部分を見るために単色のブルーレイロゴを使いましたが、今度は通常の画像で試したいと思います。