アーティストはお馴染み「ブルース・スプリングスティーン」です。
買った当時は全く知らないアーティストでした。
古い話で恐縮ですがレーコード全盛時代の話です。
週末になると近所のレコード店で何時間もレコードを漁るのが楽しみでした。
その時たまたま手にしたレコードジャケットだったのですがハイコントラストなモノクロ写真を表紙から裏表紙に掛けて斬新な構図で配置してあり、思わず「カッコイイ」と思って買ってしまった、所謂「ジャケット買い」の一品です。
モノクロというのがカッコイイじゃないですか。
そのお陰で「BORN TO RUN」とうい名曲に巡り会うことにもなりました。
今でも好きな1曲で、ジャケットも飾ってあります。
当時は結構そう言う事って多かった気がします。
今はCDや音楽配信なのでジャケットを楽しむという事が無くなって多少なりとも可哀想だとも思います。
CDには多少そのような楽しみ方も残っていますが、売り上げは年々減少しています。
当時音楽をコレクションするってジャケットをコレクションする事でした。
今は単なるデータですものね。沢山コレクションしても場所を取る訳でもなく小さな携帯プレーヤーで持ち運べる便利さは確かにありますね。
「音楽にジャケットなんか不要だよ」そう言う声が聞こえてきそうです。
便利さと引き替えに失った物は本当に不要な物だったのでしょうか?