若い頃北海道で鉄筋工のアルバイトをしていました、冬になると仕事が無くなるので失業保険で暮らしていた頃、勤めていた鉄筋工事会社の御曹司の口利きで旭川の操車場に入れて貰い、消えつつあったSLを撮った写真です。
古いネガをスキャン作業していく中で見つけた想い出の写真です。
勿論その頃は既にカラー写真の時代でしたが、現像や焼き付けが自宅で出来るのはモノクロ写真だったのでもっぱらモノクロ写真ばかり使っていました。でもやっぱり一番の理由はフィルム代が安かったからですけど(笑)
SLファンでは無かったので蒸気機関車のディテールには拘らす、冬の北海道の厳しさの中の現役SLの頼もしさに感動してシャッターを切っていた気がします。
真っ白な雪の中の黒い蒸気機関車なので露光が難しく、引いた写真のSLのディテールの潰れはご勘弁下さい。
撮影に夢中だったのか寒さの記憶はあまり残っていません。SLファンの方だったら一日中でも飽きないでしょうね、それほど絵になる場面が満載でした。
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